『有機農業と土』 中村英司さん講演会
来週の土曜日にあります講演会のお知らせです。京滋有機農業研究会主催です。
日本有機農業研究会が発足したのが1970年。ここに日本の有機農業運動が始まりました。実に39年前です。発足当時のことを知る方も少なくなりました。
その当時、有機農業は狂気の沙汰と激しく攻撃されていたころに、農業技術者として有機農業の普及に努めておられた中村英司さんに講演いただきます。以前にも講演いただいたのですが、今回は翻訳の書物の出版記念です。ご高齢になられて、講演をお聞きできる機会もそうそうありません。
興味のある方は、ぜひお越しください。
なお、わたしはこの講演会では裏方を勤めております。
京滋有機農業研究会 2009年 夏の例会
訳書『生きている土壌』出版記念講演会
「有機農業と土」
講師 中村 英司さん(農学博士 本会会員)
7月11日(土)午後2時より午後4時半
参加費 1000円(学生500円)
会場 京都JA会館 (京都駅八条口 アバンティ南)
問合先 山岡酒店(075-461-4772)
講師紹介
1921年富山県生まれ。京都大学農学部農学科卒業。シベリア抑留後復員。滋賀県農業試験場、滋賀県立短期大学農学部、滋賀大学教育学部、ケニアのジョモケニヤッタ農工大学などで農業教育や研究に従事。1969年渡欧中有機農家と出会い、70年代初めから地元農家と有機野菜栽培の研究を開始。野菜栽培生理学。農学博士。京滋有機農業研究会会員。著書訳書多数。
『生きている土壌』(日本有機農業研究会)
(著・エアハルト・エニッヒ、訳・中村英司) 有機農業を実践したドイツの農業技術者が、植物と鉱物と微生物がつくる土を解き明かし、目指すべき土作りを著す。
主催 京滋有機農業研究会 (問合先 075-461-4772 山岡酒店)