越畑フレンドパーク松原 収穫祭

 初夏に田植えに行った越畑での収穫祭に行ってきました。一緒に行かないか何人かのかたに声をかけましたが、結局一人で参加です。
 仁和寺龍安寺、広沢の池、化野念仏寺、清滝、水尾、保津峡。紅葉にはまだ早い山の景色の中、狭くて曲がりくねった道を時速20〜30キロで、しかし信号はないので、案外早くつきます。

 到着早々、その日一番の出来事が待っていました。
 臨時駐車場に使っていた稲刈り後の田んぼにタイヤが沈み、車が立ち往生。軽トラなら普通に出入りできるものを、大型のそれも荷物を満載したバンを乗り入れたためです。ユンボも登場し、私も加わって、何人もでようやく助け出したら、今度は田んぼから飛び出した勢い余って、畦から脱輪。危ない危ない。もう笑い話です。

 車の始末は専門家に任せながら、少し遅れて催しは始まりました。大根引きに芋ほり、りんごもぎ。子供さんも楽しめるような企画です。その分、体力があまって仕方ありません。その分、別な形でじっくりと楽しんでました。
 たとえば、大根は非常に味もよく、大ぶりのものが揃っていたのですが、食べごろを1週間ほど過ぎてます。しかし、10本に1本くらいは、まだまだ食べごろのものがありますので、それをじっくり吟味したりとか。

 昼食は、お餅、豚汁、それに地鶏の焼肉です。地元の産物をふんだんに使っていて、どれも絶品です。余っていたので御代わりさせてもらい、目いっぱい食べました。それはもう、夕食が入らなくなるくらいに。

 昼食後は、今日の最後、わら細工の講習です。一応、下手糞ながらも縄をなうことは出来ますので、それの応用、注連縄の作り方を教わりました。簡単な一つの輪のもの。眼鏡型のもの。長くのばしたもの。太く立派に仕上げるもの。するすると仕上げていくお爺さんの手つきを見ながら私も作るのですが、いやいやなかなかユニークな仕上がりにしかなりません。縄目がまだらになったり、向きが揃わなかったり、ひとりでにほどけてきたり。ともかく、それらしいものは出来たのでもって帰ってはきましたが、次の正月に飾ろうか、どうしましょう。
 さて、縄をなうには手のひらを強く合わせながらずらすという動作をします。それまで軽い作業と食事だけだったのですが、最後にきて変わった力仕事でした。どんな風な筋肉痛になることでしょう。ちょっと心配ではあります。