花壇と選挙とアンケート

 さきほど市長選挙の投票に行ってきました。ここしばらく、大阪の新知事の話題が多く、市長選挙の話題がかすんでいましたから、投票率も振るわないのでは?

 母校である地元の小学校も、この年になってはそうそう行く機会もありませんので、秋以来です。
 入り口近くの花壇で面白いものが目に入りました。水菜に大根、ほうれん草。素人作りにしたら平均点くらいの出来です。小学校時代、理科の授業で、普通の花よりも、作物を育てたときのほうが楽しかった覚えがあります。母に作物をもっと授業で育てたいとか農作物を集めた植物園があったらいいとか、そんなことを言っていたのも思い出します。
 卒業して20年「食育」や総合学習のおかげで、こんなこともやるようになったんですね。うちの売りものの野菜を見に来た子供達が、意外と野菜に詳しかったのもうなずけます。また学習指導要領が改訂されましたけど、こういう方向性はなくして欲しくないものです。


 さて、投票なんですが、今回電子投票です。画面を押して終わりです。最近一部でえらく推進していますが、わたしは投票は投票用紙でするべきだと思っています。
 一番の理由は、現物の記録が残らず、不正が露見しにくいからです。投票に関わる不正は、たとえば特定の候補者の名前が書かれた投票用紙の束が、捨てられているといったことで発覚することがあります。現物がある限り、不正が働きにくいと思います。
 それから、投票の匿名性が失われかねないことです。今の方法でも、誰が誰に投票したか特定できそうに思いましたが、投票のやり方を少し変えれば、ごくごく簡単に出来そうです。
 少々開票に手間取っても、それで実害もありません。むしろ、公正な選挙のために用紙を使った現在の方法を維持して欲しいと思います。

 といったことを、出口で求められたアンケートに書いておきました。ついでに今回は選挙公報が届かなかった苦情も書きました。担当の人にえらく丁寧なお礼を言われました。


 さて、これから酒屋の組合の総会です。いろいろ逆風の中ですので、ありていに言って低調なものになりそうです。