京の農林秋まつり

 毎年、季節季節に地元農家が自慢の野菜を持ち寄って、旬野菜の品評会が行われています。春夏は北野天満宮で行われるのが恒例で、秋は大原か今回会場になった上賀茂神社で開かれています。主催はいくつかの京都の農林業関連の団体です。それと同時開催で、野菜や加工品の即売や子供向けの出店がでる、秋まつりが行われました。子供向けのものも多いようなので、たまたま遊びに来ていた姪を連れて行ってきました。
 着いて驚いたのは人の多さ。天気がよかったのもあり、子供づれ、家族連れでいっぱいです。上賀茂神社で開かれた一昨年もかなりの人数だったと聞きましたが、それ以上に思えます。その場で食べられるものを賞味し、子供が遊び場で満喫し、新鮮野菜を買いこんで帰るという、至れり尽くせりですから、人気があるのも当然です。
 普段お世話になってる農家の方々に挨拶しながら、ざっと見て周ったのですが、市内が主ですから、目当ての農産加工品がもともと少なく、すでによく知ってるものだけで、新しいのは見つかりません。お酒も、家族向けのせいでしょうか、周山街道地ビールと伏見の英勲の2軒だけです。これもよくよく知ってます。
 あれこれ目移りする姪にせがまれて、そうそうに食べ歩き、遊び歩きにまわることになりました。子供向けの遊具は特にお気に入りでしたが、順路を逆にたどるのには、私の小さい頃を見てるようで、苦笑しました。
 帰りまぎわの魚すくいでもらった、田モロコと小鮒は、今でも元気にうちにいます。ただ、覗くと猛烈な勢いで隠れるので、元気なのは確かですが、何匹残ってるのかわかりません。元気があまって、飛び出してるのもいると思うんですが。