日本酒の会

 午前中は見学会、夜はお酒の会と、少々あわただしい一日です。
 地ビールの会のつもりだったのですが、参加のかたがたの要望により、日本酒の会になりました。こられたのはは3人の方。うち一人が初めてです。もちろん、季節柄お燗酒を魔喫してもらいました。お出ししたのは次の通り。

福来純 屠蘇酒
花見蔵 純米大吟醸 生貯蔵
月の桂 純米吟醸 琥珀
越の初梅 純米 魚沼倶楽部
招徳  純米吟醸 花
オゼノユキドケ ホワイトヴァイツェン

 冒頭、屠蘇酒を前に、なぜか酒粕談義に。酒粕の裏話や、酒粕にも味に違いがあって、それぞれにあった使い方があるといった話には、興味を持ってもらえたようです。さすが、料理好き。
 花見蔵の純米大吟醸は、生貯蔵のせいか、その独特の香りがなかなか好評でした。
 月の桂の琥珀光は、にごり酒で有名な蔵ですが、こちらは通常の清酒。程よく熟成させた、落ち着いた純米吟醸です。お燗でもややぬるめのものが上々でした。
 魚沼倶楽部は、かなり端麗なお酒です。どうも熱めのお燗酒がいいと思っていたのですが、ややぬるめのほうが美味しいようで、ほどほどにぬるくなったときが丁度よかったようです。
 称徳の花は、逆に温度が高めになっても、旨みがのってくるようで、なにやら魚沼倶楽部とは逆に、やや温度高めのほうが美味しくなるようです。
 それぞれのお酒が、お敢為したときに見せる表情の変化は、大いに楽しんでもらえたようです。
 もちろん、今回も日本酒甘酒を出しました。前回同様、穏やかな口当たりは非常に好評でした。お燗酒にしてはやや高めの温度だったので、匂いがきつく感じられたようですが、それを差し引いても口当たりのよさが気に入ってもらえたようで、飲みすぎを気にしながらも、美味しく飲んでもらえました。
 最後は地ビール。実は、参加した一人は、大のビール好き。ヴァイツェン特有の香りを楽しんでくれました。

 さて、次回のお酒の会は24日。間が詰まっているので、参加の方はあるのかどうか、少々心配です。2月の日程も早く決めないと。