農と食を学ぶ連続講座 第10回

yamaokasakeya2006-01-21

 京都や滋賀県の農家を見学して回る農と食を学ぶ連続講座に午前中参加。今回は、日吉町胡麻の芦田さん。最近は就農した当時のように多品種の農作物を作付けしておられるそうですが、拝見したのは大カブの畑。
 大カブは、京都の伝統野菜の聖護院蕪が有名で、京都の特産品の千枚付けにもっぱら使われます。ここでは、別の品種でしたが、さっぱりと甘い口当たりです。甘くて、かぶら独特のほろ苦さがないのがやや物足りませんが、浅漬けの千枚付けには、こういうものもいいそうです。ここでの蕪は、全て契約栽培だそうです。実際、家庭用で使うのに、大カブではもてあましますから、漬物を作る人以外はまず買われることもありません。
 芦田さんの、気取らない口ぶりながら、カブについてのふかい話や、地域の若い農家と共同で取り組んでいる事業や、これからやってみたいことなど、時間がいくらあっても足りないほどでした。
 帰り道は、参加者の方の車に便乗して送ってもらえました。お世話になりました。

この日の費用
交通費  740円
参加費 1000円