お酒の仕入れに琵琶湖一週

 去年のように、年の瀬にお酒が足りずにあわてることがないように、お酒の補充に酒蔵まで仕入れに走りました。店は営業中です。
 前日までに風邪気味だったので、とにかく事前の体調の管理にはひどく気を使いました。当日も具合が悪くなったら、すぐ引き返すつもりでした。

 まず、朝一番に堅田の道の駅に行きました。友達がここで働いてるので、覗きに行きました。他の直売所同様、新鮮な野菜だけが並んでいます。見る限り野菜の質はかなり良いようでした。それと嫌な匂いがしません。良い野菜のにおいだけです。これはすごいことです。よほど掃除が行き届いているのでしょう。
 どこの野菜売り場でも、収穫から日が経った野菜が並ぶので、野菜の悪くなりかけた匂いがします。それに畑でも悪くなった部分が残るので、これまたその種の匂いがあります。
 件の友達が、野菜に囲まれて元気になると言いますが、下手な森林浴より余程快適なので、当然でしょう。

 車は琵琶湖大橋を渡ってひた走ります。旭日、七本槍、湖の誉。各蔵をまわり、近江町の道の駅や西浅井の水の液の直売所、新旭鵜殿の道の駅をまわります。暖冬傾向なので、野菜の豊作で品が十分にあり、その上上天気なので、多くの人手でした。

 さて、もう一つ目的地がありました。うちのお客さんお勧めの養鶏場の玉子の直売です。新旭町のこうどのファームというところ。あいにく玉子は完売しており、買えずじまいでしたが、せっかく来たので、後ろに立ち並ぶ鶏舎を覗いてきました。
 大きな建物です。1棟で百坪以上ありそうです。セミウィンドレスと言うんでしょうか。中は仕切りなしの平飼いです。もっと小規模の養鶏農家しか知らないので、このサイズで、どうやって鳥の入れ替えなどの管理をするのか、見当が付きません。飼育密度はぎりぎりかな? 夕方なので、鶏が止まり木で寝ているので良く分かりません。やはり改めて昼間に来ましょう。

 帰り道、友達と堅田で待ち合わせて夕食。楽しく長話をして過ごしました。店までの帰り道は渋滞が解消されていて、実に快適でした。