兵庫市島 古谷さんのズッキーニ 100円也

 うちで売っている野菜はほとんどが京都産です。地元指向です。身土不二地産地消や地域自給というのに思い入れがるのもありますが、身近なところの野菜を食べたいからにすぎません。お客さんの反応もいいです。野菜の横の名前を見て「この人知ってるわー」という方もおられますし。
 しかし、たまには他府県の野菜も並びます。この古谷さんは、以前に書いた森田さんの親戚で、市島で新規就農をした人だそうです。森田さんも応援で野菜を売るのに協力していて、うちにも声がかかったというわけです。お試し用で頂いた1本を味見しました。
 ズッキーニは一見キュウリやへちまのようなウリの仲間のように見えるのですが、かぼちゃの仲間です。しかし、普段見かけるかぼちゃのようなホクホクした歯ざわりではありません。
 当然、料理法も変わってきます。よく紹介されるのは、暑さ1センチほどにスライスして油いため。他にも、茹でてあんかけとか、たてに半分に割って身をくりぬき肉詰めとか。独特の味と食感にあわせた料理法になってます。
 今日は一番よく見かける、薄めに切って油で炒める料理です。ただ、このズッキーニの美味しさが尋常ではありません。物がいいのを本当に感心しました。
 しかし、ズッキーニのあの食感はいつも良い意味で気になります。他のどんな野菜とも違う食感。ナスやキュウリとも違います。サツマイモを網焼きしたのに近いでしょうか。なんか不思議。