新潟麦酒 缶ビール 250円也

 とかくビン入りが多い地ビールですが、缶入りもあります。主に出しておられるのは、地ビールでも大手ですね。うちでは去年から小江戸ビールの缶を置いてまして、それなりに好評を頂いてます。小江戸ビールさんも地ビールメーカーとしてはかなりの大手で、業界2位だとか。
 さて、ただいまお中元シーズンですから、もう一つ缶ビールを増やしてみようかなと思い、以前から取引のある新潟麦酒さんから分けていただきました。新潟麦酒さんは、日本で一番小さいブルワーとHP上で書いておられるところ。一種類だけ缶を出しておられます。缶の外側を見ただけで、中身はどんなものか分らないので、入荷早々夜に早速飲んでみました。
 缶ですから、容器から直接飲んでも良いのでしょうけれど、コップに注いで飲みました。
 色はかなり薄めで、通常の大手のビールくらいの色でしょうか。香りは…ちょっと冷えすぎで分りにくいですが、麦芽の香りのほかに、すっきりしたホップの香りに加えて、やや甘い香りがします。味のほうも苦味が抑えられた仕上がりで飲みやすいですね。香りのせいか、かすかに甘味も感じます。
 しかし、グラスについで一つ気になったのは、あわ立ちの弱さ。えいやと、泡を立てようとするんですが、上手くいきません。ほのかに泡立つ程度で、すぐ消えてしまいます。美味しいから泡はどうでも良いんですが、問い合わせてみました。メーカーさんのお返事は、缶の変形の防止のためだそうです。
 もともと、この商品は缶の中でビールを発酵させて、そのときに出てくる炭酸ガスで泡を立てるもの。多分日本ではこれだけでしょう。しかし、何しろ相手は生き物。その上、糖分のわずかな加減でガスの量がずいぶん変わります。丁度良いようにしていても、時にはわずかに多すぎて缶が変形することもあるでしょう。
 そのため、用心してガスが少なめになってるんだそうです。
 さて、肝心の中身なんですが、ケルシュに似てるんですが飲み比べるとどうも違うようです。このことを聞きそびれてしまいました。また、電話しないと。