都鶴 大吟醸 千寿鶴 一升瓶 5250円也

 休みの日に、昼間からわいわいと楽しく飲むというのは、実に楽しいものです。
 日頃お世話になってる方のお宅で一席ありまして、地ビールと一緒にうちから持参しました。うちにあった一番高いお酒です。ただ、ビンは一升ですが、先日の商店街の夏祭りで出した残りですので、正味六合くらいでしょうか。10人ほどのメンバーでしたから、すぐになくなりました。もちろん他のお酒も一緒にいただきました。

 この大吟醸、これまでも何回か紹介している、伏見の都鶴酒造さんの代表作です。総じて出来の良いお酒が揃ってる酒蔵が作る、それも大吟醸ですから、口当たりよく、美味しくてすいすい飲めます。アルコール添加してあると、香りがきつすぎるものもときどきありますが、これは丁度良いくらいだと思います。

 ところで、私は常々純米酒ばかり飲んでます。私が日本酒を飲み始めたころに、本醸造酒やアルコール添加の吟醸酒で、ひどい酔い方を繰り返したからです。ときどき同じような方がおられます。二日酔いしたときの具合が違うとか、飲みすぎたときに悪酔いの仕方が違うとか。私の場合は、手ひどい二日酔いがないと思います。
 こういう話をすると、気のせいだからという方もありますし、むしろ逆に純米酒のほうが悪酔いするという方もあります。この辺はどうこういう気はありません。お酒は嗜好品です。自分が飲みたいときに飲むのに、いやなものを無理して飲むものではありません。好きに飲みましょう。
 ただ、純米酒とアルコール添加の日本酒の酔い方の違いが、気のせいだけのものかどうか確かめがてら、機会があればアルコール添加のものを飲んでもいます。「なんとなく」違うのが、どういうふうに違うのか確かめたいんです。
 今回はそれどころではありませんでしたがね。なにしろ、各人の持ち寄りですから、ビール、地ビール、5種類くらいの日本酒、ワインなどなど。ちゃんぽんで飲んで、美味しい料理を食べきれなくなるまで食べましたから。