「京都同友まつり」

 朝、新聞の折り込み広告を確認していると、なにやら色々な起業が出展する展示会があるという案内が目に留まりました。場所は岡崎の勧業館、主催は京都同友会となってます。後で確認すると、正確には京都中小企業家同友会という名前の団体です。こういう催しは、上手くいけば面白い商品が見つかります。それでなくても、何か面白いものが見つかるかもしれません。そんな好奇心もあって、覗きに行ってきました。
 会場は勧業館のなかで多分一番置きいホール。一社に一間ほどの幅の場所が割り当てられて、何十社も並んでました。ちゃんと確認してませんが、80社くらいだったんでしょうか。ごくたまに聞き覚えのある会社もありますが、ほとんどは聞いたことのない会社です。さすが中小企業家同友会というだけのことはあります。
 この会場をぐるっと回って気付いたことと言えば、異業種の分野に進出しているところが多いこと。ただし、何らかの関連があるもので、それも実業に類する分野です。
 ビルのエレベーターの会社が屋上緑化を、左官屋さんが雨水利用の設備設置を、繊維業者が健康食品を、八百屋さんが洋菓子を、事務機器販売店が印刷請負を、などなど。いわゆる環境事業への進出が多い印象がありましたが、美容と健康の分野もかなりありました。
 なにかと明るい話題がすくなく、積極的になりにくい世相のなかですから、こういった新しいことへ取り組む姿勢には頭が下がります。
 駆け足だったので、大雑把にしか見られませんでしたが、それなりに面白いものでした。さて、売り物になりそうなものは・・・今のところ内緒です。