大江町 古高さんのぼっちゃんかぼちゃ 220円也

 予定していたお酒の会は、参加者がなかったので中止。少し時間が出来たので、仕事の合間に、遊びに来ていた親戚の赤ちゃんの相手をしてました。その子のおかずがぼっちゃんかぼちゃのお味噌。母の力作です。

 最近、ミニ野菜がはやってるらしいですね。観賞用でなく、食べるためのもの。このぼっちゃんかぼちゃもその一つ。
 どこでもある話しですが、一世帯あたりの人数が減ってます。世帯人数別の統計では、世帯数では一人世帯の数が一番多く、構成している人数で見れば、二人世帯の人数が一番多いそうです。親子4人のモデル世帯などというのは少数派。そこへ高齢化して食べる量が減ってますし、体を動かす激しい仕事も減ってます。うちみたいな酒屋も、暇になって体は楽になってます。いや、よくないんですが。
 そんなわけで、とにかく食べる量が減ってますから、野菜を買う量も少しで良いという方が増えてます。ただ、同じ買うなら、切り刻んでラップにくるんであるよりも、丸ごと一つが良いのです。そのほうが日持ちもしますから。そこでミニ野菜というわけです。
 しかし、それぞれの野菜には、ほどほどの大きさというものがあります。その野菜が一番美味しい大きさです。見かけに騙されて、小さくてかわいいとか、大きくて立派でお買い得、などと思って買ったら美味しくなかったというのは、よくあること。小さくてなおかつ美味しいのは、簡単ではありません。うちで野菜を売り始めた5、6年前ですと、ぼっちゃんかぼちゃは正直美味しくありませんでした。同じ方が作られても、普通のかぼちゃよりも明らかに味が落ちました。こりこりして甘味がのらないのです。
 その後の品種改良でずい分と試行錯誤あったのだと思います。今では通常サイズのかぼちゃと遜色のない味になってます。作っておられる古高さんが、芋とかかぼちゃといった、ホクホクした野菜を作るのが上手い方だというのもあるとは思いますが、さすがのできばえです。
 もう、かぼちゃの季節も終わりです。涼しくなったら菜っ葉の季節。いよいよ秋です。残暑で少し遅くなりましたがね。
 さて、次のお酒の会は30日。内容は地ビールです。秋限定商品も一品だけど入荷してるので、それなりに楽しんでいただけるはず。