上京区 佐伯さんのグリーンリーフレタス 150円也

 結構人気のある生野菜ですが、生だといくらビタミンが壊れてなくても、ちょっとしか食べられないので、必要な栄養素が摂れない、野菜は火を通して食べたほうが、たくさん食べられて良いなどと言われるようになってきました。これは、栄養学が実際の献立や食事から栄養の摂取を確かめるようになったからというのもあるでしょうけれど、農協などが野菜を売り込むために言っていることでもあります。まあ、嘘を言ってるのではありませんから。
 さて、うちも野菜を売ってますから、同じように生野菜用の野菜は売れないという悩みがあります。生野菜用の野菜をどういうふうに火を通して美味しく料理できるか。非常に関心があるところです。
 最近、生野菜の代表レタスを分けていただいています。ほんのり甘い美味しいレタスです。これやサニーレタスを、うちでは母がコンソメ風のスープの具に使ってましたが、今ひとつ。作り手の佐伯さんに何か良い料理法がないか尋ねたところ、奥さんから「うちはレタスまきにして食べてるんよ。キャベツと違って柔らかいから、巻く前にゆでる必要がないの」とのお言葉。
 母に伝えて、作ってもらいました。ひき肉を巻いた普通の姿です。ただ、キャベツでなくレタスです。食べても何の違和感もなく、拍子抜けするほどです。調理も簡単になるし、お勧めのお料理でしょう。
 作るにあたって、母によると、葉が小さめなのでキャベツと同じには巻きにいので、花束を包むように巻いたそうです。そのために、つなぎの粉を多めにして肉が崩れないようにしておくのがコツだそうです。レタスをもてあましたときにはお試しください。