湖の誉 醸造元

 このところの日曜日は、研修やらで出かけていたため、少し間が開きましたが、うちの主力の日本酒、湖の誉の醸造元まで、お酒を仕入れに行ってきました。蔵のある滋賀県伊香郡高槻町は滋賀県の北部、片道100キロ超。ちょっと遠距離です。わたしは、車の運転で気分が晴れるということもあまりなく、むしろ体が疲れます。出かける先に、いろんな楽しみや目的がなければ、車の運転はしないほうですね。今回は、各種の仕入れですから、気合を入れて運転です。
 出発時には、一升瓶の空き瓶を積んで行きます。飲んだ後の一升瓶は、お客さんから酒屋に返された後、業者が洗って再利用されています。ただ、地域によって、過不足があります。空き瓶がだぶついてる京都と違い、滋賀県北部は瓶が不足してるそうです。瓶の引き取り価格も滋賀県のほうが良いので、ガソリン代の足しにでもなればと、空き瓶をもっていくのです。
 途中、新しくなった滋賀県西浅井町塩津の水の駅に寄ったりしながら、蔵に到着。いつもなら、数時間の話をしてるのですが、この日はあとに用事があったので1時間でお終い。同じ村の農家にいって、お米を分けてもらいました。分けていただいたのは、高月町で大面積の稲作をやっておられる広部さんのコシヒカリです。まだ稲刈りが終わってないそうで、慌しくやりとりして、お米を頂いてきました。去年のを味見してますが、結構良いお米です。どのくらい良いかといいますと、普通のお店では買えない程度に良いお米です。
 帰り道、このコシヒカリを精米してみましたが、粒の張りと大きさが並大抵ではありません。透明感もかなり良いほうです。棚田に比べると品質向上が楽ではない、平地でのお米作りですが、見た目だけで相当なできばえだと分ります。
 越畑の棚田米、天引の棚田米とならんで、うちの人気の商品になって欲しいものです。
 味見の結果は、後日のブログで紹介します。