松尾大社

yamaokasakeya2006-01-08

 お酒の組合の恒例行事、新年の松尾大社参りです。松尾大社は、全国的に有名な酒造りの神様です。酒屋は売るほうなので、商売の神様のほうが良いようにも思えますが、ここにお参りします。実は、お酒の神様を称する神社は、ここの近くの梅の宮や、出雲の佐香神社など他にもありますが、なんといってもここが有名です。江戸時代ごろの布教・宣伝活動の成果なんでしょう。
 この初参りに参加するのは、役員や地区ごとにお世話をしている酒屋さんの20人あまりの一行です。商売繁盛のお祓いをしてもらって、そのあとに新年会をかねたような打ち上げです。
 少し前には、元旦に自転車で初参りに行ったものでした。自転車では少々遠いのですが、正月はひどく混雑して、車ではとてもいけません。ですが、最近は組合行事があるので、遅い初参りで済ませてます。今年も特に何事もなく終わりましたが、酒屋が減ってる現状で、さて、いつまでこうした行事ができることやら。
 写真の酒樽の山は、松尾大社の名物。なかなか壮観です。正月だけ飾られる大絵馬と違って、年中見られます。
 そうそう、この神社で普段使われているお酒は、滋賀県草津の道灌です。京都の神社では月桂冠を使うところが多く、珍しいみたいです。