上鳥羽 田中真弥さんのほうれん草 一束 180円也

yamaokasakeya2006-03-22

 前回のニンジン葉と同じく、田中さんの手になるものです。畑は久御山
 ほうれん草は、収穫の時期によって、少しずつ品種が変わります。最近、写っている品種に変わりました。たとえば高齢の方は、在来の品種を愛好されたりしますが、品種よりも、作っておられる状態が、品質に大きく影響します。
 さて、ほうれん草は、なんと言っても冬です。夏になるとどうしても、アクが強くなりますし味がのってきません。それに、すぐに悪くなります。5月にもなれば、取り扱いも難しくなります。今が最後の美味しく無理なく食べられる時期ではないかと思います。
 さて、今日のほうれん草は、簡単におひたしと味噌汁の具です。
 おひたしの方は、とにかく甘いです。調味料は何も要りません。途中で気分転換にほんの少しポン酢を使うことがあるくらいです。この甘さは、なかなか味わえないでしょうね。
 味噌汁は、いろんな葉もの野菜をいれると簡単で美味しいのですが、ほうれん草も使います。最近、うちで野菜を買うお客さんが教えてくださいました。それまでは、少々あくが強いのではないかと、敬遠して味噌汁には入っていませんでした。そういうアクの強すぎるほうれん草もありますが、ここまで甘く、アクの少ないほうれん草ですと、問題ありません。
 というわけで、今のうちにと、冬の葉もの野菜を、相変わらず満喫しております。