今宮神社例祭

yamaokasakeya2006-05-07

 出かけたというよりも、出たというのが正しいと思います。うちの町内の氏神さんは今宮神社でして、その行列に参加したのです。




 行列は、神さんの乗る神輿を中心に、お供のお稚児さんや牛車、先にたってお払いする鉾など、多彩な顔ぶれです。うちの町内は、鉾を奉納しています。写真の牛車は休憩中です。お稚児さんも、写真のように人形の町内と実際に男の子が参加しているところとがあります。列によっては若乙女に扮した女の子が出ていたり、最近作られた子供神輿が出ていたり、さまざまです。
 こういう色々なものを付け加えていくのは、江戸時代の始めごろに結構あったみたいです。

 さて、うちの町内の鉾さんです。

 寝ているのが巡行用、立ててあるのは留守鉾です。本来の鉾の形を巨大にしたようなもので、昔はもう少し小さくて、一人で立てて持って行列に加わっていたのですが、今は最上の写真のように4人で担ぎます。上の剣の部分の飾りはこんな具合です。この牡丹の飾りが特徴です。

 また、町内によっては、車に乗せているところもあります。

 祇園祭の鉾さんは、車に乗せてさらに巨大化したものですね。それと、鉾の巡行と神輿の巡行が別々に行われています。時代が下がるにつれて、個々に特化していったものなんですね。
 今宮さんの祭りは、そうした変化を遂げるでもなく、さりとて昔のまんまと言うでもなく、いまに到っています。あんまり堅苦しくない祭りです。

 この日の行列は、お迎えの行列でしたが、14日にはお送りの行列があります。お送りには、うちの町内の出番はありませんが、来年もありますのでお越しください。