熱田神宮

 友人の結婚式に呼ばれて、名古屋まで出かけてきました。一張羅を着てるので、動きまわらなくてもすむよう、京都駅から高速バスです。京都駅前では献血の車が呼び込みをしてはりましたが、私も含めて旅路を急ぐ人たち相手です。さっぱりみたいでした。
 名古屋は乗換えで何度も使ってますが、名古屋に出かけたのは2度目。地理が全く分かりません。熱田神宮が会場なんですが、いくら有名でも始めていく場所です。勝手が分かりません。結局、名古屋をうろつくこともなく、会場に半時間ほど前に到着。

 合流するはずの友人たちが遅刻したり、だれもカメラを持ってこなかったり、時間が半端でずいぶんと空腹になったり。色々ありましたが、ともかく披露宴まですすみ、お酒の席です。友人同士ということで、新郎新婦それぞれの友人が同じ机です。よくあることです。
 ふと、こういう席は相当久しぶりだということに気づきました。私がお酒を飲むとしたら、同業者の人やお酒好きの人や、とにかくお酒に縁の深い人と飲むことが多いわけです。こんなふうに、お酒をあまり飲まない人やお酒にこだわりのない人、お酒に縁の薄い人が周りにいるのは、あまりないことです。どういうふうにお酒が飲まれるのでしょうか。
 同じ卓なので、自然とお酒の減り具合に目がいきます。友人たち3人は、一人がよく飲み、一人はまあまあ、もう一人はかなり弱いです。新郎も飲めないでもないけれど、弱いほうです。新婦友人のみなさんは、まったく手付かず。女性だからな・・・。いいお着物を召してたら、よけいですわな。ご両親がお酌に来られて、少しだけ飲むという程度。
 こんなものなんやなー。お気に入りの銘柄があるようなお酒好きは、やはり少数派なんですな。再認識しました。
 ちなみに、出されていたお酒は、結婚式場としては普通の品揃え。ということは、私にとっては、もっとこうしてほしいという部分が多々あるわけですが、それはおいておいて、そこそこいただきました。
 日曜日に遠方から集まってる友人同士です。翌日も仕事があるので、早々遅くまでも引っ張れませんで、やや早めに辞して、同じように高速帰バスで帰ってきました。名神深草下車で。

 それにしても、いくら時間がなかったとはいえ、名古屋に来ておきながら、買って食べたのがたこ焼きとは、なんとも分からんことをしたものです。