常陸野ネスト アンバーエール 400円也

 昨夜、たまたま本屋で見つけた雑誌に、大学時代の友人のインタビュー記事を見つけました。紆余曲折を経て、今の仕事とこれからのことを色々と、ずいぶんな長い記事です。
 なにはともあれ、ここまで認められる仕事をしている彼に乾杯です。賞味期限がそろそろ迎えるだろう常陸野ネストのアンバーエールを開けました。「迎えるだろう」という妙な書き方をするのは「製造から2ヶ月までは新鮮な味わい 4ヶ月までは熟成した豊かな味わいがお楽しみいただけます」という具合に、はっきり何日までとは書かれていないからです。製造は今年の7月12日。良い具合に熟成してるはずです。

 コップについでほどよい泡立ち。色はアンバーというだけにこげ茶色。もともとそれほどホップの印象は強くありませんで、焦がした麦芽の印象が強めです。飲んでみると、実に良い具合に口当たりがやさしくなっています。これがほどよくまろやかになった味わいと相まって、香ばしさがはっきりしていながら、かつ飲みやすい物に変わっています。すいすいと実に美味しくあっという間に飲んでしまいました。
 賞味期限を長くした場合、途中の保管状態で品質の良し悪しが大いに変化します。そのぶん飲んだときに大丈夫かどうか、それこそ冒険になってしまうという問題はありますが、実のところ賞味期限など目安でしかありません。ちゃんと保管すれば、過ぎてしまったほうが美味しいことも多々あります。消費期限と違って健康に関わるものでもありません。もっと幅広くいろいろと楽しめるはずです。
 そんなことを今更再確認しながら、長いインタビューを読んでおりました。