京都有機の会 九条ねぎ 220円也

 京都の伝統野菜である九条ねぎの旬はといえば、冬です。それも真冬。
 真冬のねぎは、葉っぱの中に「よだれ」とか「ハナタレ」と呼ばれる、どろりとしたおつゆが入ってます。寒さから身を守る働きあるそうですが、多湿の冬の京都ならではのものだそうです。甘味があって調理すると味が引き立ちます。これがないと駄目という人も多いです。ただし、よくある話で市場流通では評価されてないそうです。
 さて、今は7月。真冬に出てくるハナタレは、ねぎに入ってません。それに冬場のねぎのような甘味もありません。かわりに夏ねぎにしかない、ピリリとした辛味が印象的です。細かく刻んで薬味にして美味しく頂いてます。
 味噌汁、冷奴、肉や魚の料理。暑さでへばったときなど、食欲増進です。
 しかし、夏ねぎを美味しく食べる料理というのは、なにかないものでしょうかね。ご存知の方がおられたら、教えていただきたいものです。